はやぶさ、おかえりなさい

久しぶりにドラマを感じました。
日本の衛星「はやぶさ」です。

7年前に小惑星イトカワへ旅立ち、ボロボロになりながらも地球へ帰ってきました。

 

今夜、オーストラリア大陸へお土産を届けて、自らは大気圏で燃え尽きます。

 

イオン噴射エンジンが7年間も動き続けていたことに感激しました。イオン・エンジンは微力だけど燃費がいいといいます。

4基のうち3基にトラブルがあったのに、めげずにちゃんと制御してきたスタッフのみなさんに拍手を贈ります。

 

 

「おつかい」を命じた保護者は、打ち上げ時は文部科学省の直属組織だったけど、帰還したときは民間法人になっていた。

今年の事業仕分けで、予算がつかなくなったみたいです。
こんな独創技術を見捨てるなんて…。
目先の政策を追う政治家さんの薄っぺらさが現れています。

 

 

JAXAサイトに「はやぶさ、地球へ」という特集ページができています。

最新の大気圏再突入予定は…
6月13日 19時51分（JST）：カプセル分離
6月13日 22時51分（JST）：カプセル再突入