洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

菜の花

司馬遼太郎の没年は1996年ですから、21世紀の様子は知らないで亡くなりました。 生前、小学6年生の国語の教科書のために書いた「21世紀に生きる君たちへ」は、原稿用紙10枚ほどの名文です。分かりやすい文章で司馬の想いが語られています。 「私は、歴史小…

セツブンソウ

すこし早いのですが…、セツブンソウが咲きはじめました。 2~3月ころに咲きます。春に枯れはじめて、初夏には姿を消します。地下茎が残ります。 短命植物。そのはかなさからエフェメラルプラント、と呼ばれています。カゲロウのことです。 (2008年2月10日、…

メジロの里まわり

お昼まえに雪が解けてしまうほど、春の日差しが降り注ぎます。昨日の雪がうそのような暖かな日になりました。 メジロが蜜を求めてやって来ます。山はまだ寒かろう。

散り椿

夕暮れの雪の中で、紅い彩り、さざんかの花。 湿った春の雪です。名残の冬を楽しむように… 地に落ちるは椿、散る山茶花。白い雪が、紅い散り椿の舞台を盛り上げます。

供養塔

雪解けの昼下がり、風もなくのどかです。京の郊外、長岡第十小学校の北東に菜の花畑がひろがっています。野道の傍らに寂然と供養塔が立っています。江戸期の尼僧・新経尼を供養する塔といわれています。 知らずに通り過ぎてしまうような、木の影です。 前を…

雪の重みに耐えるとき

今季の冬は暖かです。そういえばここ数年、池に氷がはらなくなりました。 といっても、立春が過ぎた京都は冬たけなわ。こんなとき、太平洋岸に低気圧が通ると雪です。季節風に乗るさらさらした雪でなく、湿った春の雪です。 で、受難は竹にも。しなる桿。人…

同じとき

偶然、同じ雲を撮った人がいました。いま気付きました、ははは… http://blog.goo.ne.jp/jn0219/e/768f512629d5ad04bb6574f9f34d46dd