洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

木組み

400年の間に柱はシロアリに喰ばまれ、松の生木はひび割れて痛々しい姿。 なのに、なぜかほのぼのとする木組みです。何回も修復された跡に木造建築の親しみを感じる故かもしれません。 天守は西南戦争で焼かれて、風上だったこの櫓は火災を免れたらしい。お…

石積み

どっりして、落ち着くなぁ。広い… ここだけ、きちんと幾何学模様に組み合わされています。 こんな積み方もできるのょ、と、訪問者に自慢する試作品かも。

花電車

路面電車って、スローライフですね。 タクシーで10分の距離を、25分かけてしっかり移動するのですから。 街角で待っていても、あと3分で到着するって、ビジュアルにわかりますもの。 車体に掲げられた広告も楽しいし、宣伝効果もあります。 で、これは特別仕…

暈(かさ)

(8月1日 11:08、熊本市)

古今伝授の間

水前寺成趣園(通称・水前寺公園、熊本市)にある萱葺の建物です。「古今伝授の間」といいます。細川藤孝(幽斎)が八条宮智仁親王に古今集のポイントをレクチャーしたといわれている質素な建物です。 水前寺公園は観光客も減っていて、座敷に上って庭園を眺めな…