洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ぽかぽか日和、気温23度

早朝は肌寒く、気温が8℃だったのに、正午過ぎには23℃まで上がりました。ぽかぽか日和に誘われて八条ケ池へ。花群れ、若葉、遅咲き桜…。訪れる人の数もまた満開でした。 着物姿で観光なのか、一眼レフカメラを手にして霧島つつじを写している女性がひとり。せ…

紅蓮の花群れ、キリシマツツジ

キリシマツツジが、いま、満開。池の中堤を燃えるように飾るキリシマツツジの大樹が、青む池水に花影を落とします。花群れと若葉の中で、遅咲き桜も風に散ります。交通=JR京都線・長岡京駅、または阪急電車・長岡天神駅から西へ歩いて10分ほど。 (2007年4月2…

八条ケ池・霧島躑躅

春はゴムまりのようにやってきます。 この日は気温が24度、初夏の気候です。 歩みを休めて見る紅色の花群れ。まだ、咲き始め。4月26日以後が最も華やかなのでは…。連休には少し過ぎているかも。気の利いた散策コースです。(2007年4月21日、長岡京市・八条ケ…

遅咲き八重桜

京都・岡崎の疎水縁は新葉が見えるようになりました。芽吹いたばかりの桜の枝枝に萌葱色の葉。そんな中にも遅咲き種がいま、満開を迎えています。ほんのりうすい桜色の花びらが八重に咲くと、乙女が薄化粧したように清楚な居住まいです。遠くに見える欄干の…

春水流る、花筏

前夜に通り過ぎた花散らしの雨で、色を濃くした新葉の櫻木がなびいています。風が緩んだ昼下がりの背割堤に、サイクリングや散歩を楽しむ人が通り過ぎます。 白い花群れの咲き始めもよし 樹が身じろげばこぼれるような花盛りもよし 花吹雪の風下に見上げる枝…

そぞろ歩く、夕暮れ時

春の宵に、そぞろ歩く街並み。駅から散歩気分で歩けるところ、池端の堤に照らされた桜花が華やぎを持たせてくれます。しっかりくっきり照らされた花花、妖しさを感じるだろうか…。いやいや、人それぞれ楽しみ方がありましょう。(撮影日=2007年4月7日、長岡…

花のトンネル

背割堤を歩く。 先端まで1.5Km、およそ250本の桜並木を堪能します。 おそらく、この桜並木は京阪神・都市近郊では随一の規模をほこるものと思われます。周囲は河。大阪湾に注ぐ淀川の起点、木津川と宇治川の終点です。この日は八幡市の桜祭りが開かれていて…

狂う女の美しさ

咲き誇る桜は、たががはずれたように美しい。異様なほどの華やかさが櫻花にはある。 作家・渡辺淳一は「女の姿でいうと、見て惚れ惚れする形のいい女ではなく、見ているうちに背筋がぞくぞくしてくる、得体の知れぬ狂女の美しさ」であるという。

櫻・毒の美しさ

人が老を深める歳ごとに、櫻は美しく見えるという。見るものを引きずり込みそうな毒の美しさを秘めている。(撮影日=2007年4月7日、長岡京市・八条ケ池畔)

どこも流行りのライトアップ

ライトアップされた華やぎは気を浮かせるに充分です。近ごろ、どこへいってもこの手法に出会うために慣らされたようにも思います。より刺激を求めるも、人の創造力は衰えるばかりです。月夜に見る深山のヤマザクラには叶わないでしょう。 桜は品種改良によっ…