洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

みんなと違う受難の季節

スギやヒノキの花粉の季節が終わったそうです。わたしは春に野外に出ても快適です。 ところが… 五月の連休を過ぎると、鼻水たら~り、くしゃみの洗礼を受けます。とくに、こんな雑草が怪しい。 ここ数年株分けしていないハナショウブの雑草掃除をしたら、今…

淡竹(ハチク)

ハチクはマダケとともに日本の自生種といわれています。開花の周期も日本の竹は60年説または120年説があります。京都・洛西のマダケ林は1965年前後数年にわたって一斉に開花しました。ハチクの開花はそれ以前、1930年頃にあったと古老から聞きました。 ハチ…

五月の庭

近ごろゆっくり庭を手入れしていない。 それでも律儀に花を咲かせるのは、気候のせいかな。 咲き始めの初々しさもまたをかし。 ドクダミの花もかわいいではないですか ? トウガラシの苗も早く植えないと…

三国峠

朽木・三国峠~枕谷は、目が覚めるような緑の世界でした。ブナの木々からしみ出すように水が集まり、緩やかな谷の瀬に続きます。由良川源流に近いところです。三国峠(775.9m)が中央分水嶺となっています。京大芦生演習林の北側にあって、ブナ原生林が心地よ…

大阪城

秀吉が築いたころの大坂城の石垣は、自然石をそのまま積み上げた急施工ものだったそうです。いまの大阪城は根本から徳川幕府によって造り変えられたもの。整えられた外堀の優雅な姿に、訪れるたびに感心しています。大手門正面の大石も、徳川による修復工事…

高槻ジャズ・ストリート 二日目

ことしのGWは行動半径を20Km以内に留めました。ゆえに、交通渋滞には無縁です。家の雑用を終えて、夕刻から駅へ。 高槻JAZZ STREETの二日目の夜です。演奏後の打ち上げ会風のグループが寛ぐ姿にも余韻を味わえます。 【二日目の壱】田口菜穂美さんはJazzVoca…

高槻ジャズ・ストリート

高槻Jazz Streetは11回目。ボランティア運営であって、こんなに続けたスタッフに頭が下がります。 去年は100万円の赤字だったらしい。2800万円の収入に対して2900万円の支出。飲食ブースと記念グッズの売り上げで収入の4割をカバーしています。たとえばTシャ…

霧島躑躅

夕照の躑躅。日の当たる南側は盛りが過ぎたようです。 (長岡京市・八条ケ池畔)

薫風ありて

楓の花。地味だけど新緑の中で幸せそうに揺れています。 牡丹、白紫陽花、牡丹桜の自然散華… 季節の移り行きを色で感じる楽しみなときです。

萌葱色の古刹

まぶしい萌葱色の中を、そぞろ歩く初老の二人。閑とした境内に華麗な牡丹がはんなりと咲いていて、思わず立ちどまります。 寺宝館に写真家・高崎勝二さんの作品で、JR東海「そうだ 京都、行こう。」の一つ、善峯寺の桜がパネルで展示されていました。 (撮影=…