洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

2014-01-01から1年間の記事一覧

古民家の建具

建物側には微妙な傾きや歳月による木の反りがあります。 一方、町屋パーツ屋さんから買ってきた建具は、かつて設えてあった柱や梁に合わせてあります。その差は5mmから20mm。ペアになっている左右の板サイズが2センチも違うなんて、いままで知らなかった。 …

古民家の大掃除

推定ですが、築130年の古民家です。 ここに住んでいます。 数十年間も掃除してないと、こんなに埃が積もるのですね~ 吹き抜け部分の梁の下も煤払いがたいへんそうです。 座敷の上辺りの小屋裏。 棟周りは豪快な木組みです。すばらしい。 業務用の掃除機を買…

趣味の建具師

築百年以上経っている古民家の座敷です。 欄間を設えたいので、材料を仕入れてきました。 ところが… 建物側の左右の欄幅が10mm近く違います。 取り付け溝もありません。 とりあえず、手抜き仕様で入れてみようかな。

超寒い師走

気象庁の前3か月間の気温経過資料です。 12月って、こんなに寒かったんだね。 特に16日から18日の冷え方は尋常ではありませんでした。 野外の作業は自粛。 そのせいか、体重が増えたみたい。気温グラフと上下逆 (^^;

岩屋寺

しばらく更新を怠っていましたが、二週間ほど前のことです。 四国山地は異常なほどの降雪。 その二日後に訪れると、まだ雪塊が残っていました。 奇峰が天を突くようにお堂の上にのしかかっています。長く修験者の道場として使われた山岳霊場です。 こころな…

オールディーズ

オールディーズ・ライブのお店です。 お客の平均年齢は、やや高めか…。 忘年会帰りの二次会に盛り上がっていました。 わたしは二十年ぶりくらいかな。 なんちゅうか…、なつかしい。 てか、気持ち若返り要素あり、新鮮気分。

西岩倉の金蔵寺

洛西・金蔵寺は静かで趣きがあり、極上の紅葉を味わえる古刹です。木々は淡くなったみどり色から黄色、真紅の楓葉など。 富んだ彩りとコントラストが大胆で、秋の里山の景を堪能できます。 白洲正子の随筆「かくれ里」の中に「西岩倉の金蔵寺」という一文が…

お遍路Ⅲ

今回はゆえあって、発心の道場・徳島県から、修行の道場・高知県を後に回して、一気に菩提の道場・愛媛県へ。 札所の巡拝を「打つ」と言います。 打ち方は「順打ち」でも「逆打ち」でもよく、どの札所から始めても、どこで終わってもよいというおおらかさが…

蛇谷ヶ峰

比良山系の最北・蛇谷ヶ峰(902m)へ。 麓はもう秋景色です。 湖西線・安曇川駅辺りから見ると独立峰のようにどっしりして、姿のいい山です。 ほぼ360度見渡せます。 琵琶湖岸に続く整地された水田。 特に東方面は琵琶湖を越して遠方まで見渡せます。 地元に住…

愛宕さん

「愛宕さん」こと京都・愛宕神社にお参り。火廼要慎(ひのようじん)の火伏札をいただいて来ました。 ここは全国にあるおよそ900社の愛宕神社の総本宮です。創建は千三百年前らしい。 愛宕山(924m)の山上社殿です。風雨にさらされてあちこちに傷みがあり…

発心の霊場を顧みて

お遍路さんは阿波路をたどってここまで来れば「発心の道場」の締めくくりです。 厄除けの石段は急だねぇ 境内から、小さな日和佐の街並みが一望できます。 街並みは日和佐港へ連なり、その向こうは太平洋。ウミガメ産卵地の大浜海岸も近くです。 空海は19歳…

バブの店さき~幸せ

「バブの店さき」作詞・作曲:渕上純子。~「幸せ」作詞:モロ師岡、作曲:渕上純子。いまは閉館している名古屋・大須演芸場で(2010年)。 予備知識なしで観た映画・吉永小百合の「ふしぎな岬の物語」。 エンディング・ロールにモロ師岡の表示。「えっ、いつ…

ハブ茶

ハブ茶を知るようになったのは数年前です。 原料はエビスグサ。 エビスグサは庭の片隅に数十年前から自生していました。最初はきっと薬草として植えたのでしょう。 お茶以外に薬効があり花穂を採取して油漬けに。 虫さされに即効性があり、我が家の秘薬にな…

御嶽近くの深い震源

以下のわたしのひとり言は、科学的な根拠がありません。 ときどき、新ヴァージョンの「リアルタイム地震情報」を見ています。 このサイトは最近30日間の地震・震源地を、深さ分類して表示されます。 名古屋の北、岐阜県南部辺りに、M5レベルの震源が記録さ…

銀木犀

趣味の園芸。庭の手入れです。 ずいぶん昔から同じレイアウトで樹が植えてあります。 何十回も剪定を重ねた古木は、さながら盆栽のように苔むしています。 これはそのひとつ。 幹が何本か腐っています。その間から新しい幹が縫うように伸びています。 今まで…

金木犀

空高く巻雲。 ん? どこからか、いい香りが。 あれっ、咲きはじめました。 でもねぇ… あしたは予約していたプロの庭師さんが来て、剪定してもらうんだけど。 ここだけ剪定しないでおいとけば、あとでわたしがすることになる。 自信ないしぃ~ (+_+) …

憤怒の像

お彼岸のお墓参りの後でジャラン。 21日は弘法さん。 金堂(国宝)前は賑やかです。 骨董市を抜けて講堂(重文)へ。 空海さんのアイデア・立体曼荼羅を拝んできました。 今回は鑑賞でなくお参りでした。小さな声で般若心経を。 仏像16体が国宝、5体が重文。 …

お遍路Ⅱ

簡易なお遍路体験ですが… ちょっとハマっております。 こんな情景、ほのぼのとして。 例えばこの写真のお遍路さんの、 左のお二人と右側に写っている人を比べると…。 それぞれの内面はわからないけど、 お遍路文化に似合った人はやはり、白衣と輪袈裟姿がい…

栽培イチジク

イチジクの木。 収穫するときに楽ですな。 なるほど、こんなふうに剪定するんだね。参考にさせてもらいます。 その近くには… 丸瓦(まるがわら)と棧瓦(さんがわら)を交互に組んだ農家の古屋根。 拭くのに手間かかりそう… さすがに瓦の本場。阿波の民家らしい…

晩夏の景

雨の降り方が豪快なので、秋には遠い晩夏です。 晩夏型の積乱雲。 この雲の下は時間雨量30mmくらいでしょう。 わたしは水遣り無精でありますが、雨が多い8月のおかげなのか植物たちはいきいきと育ちました。 茶木の生け垣です。いまどき珍しいと自慢できそ…

竹林のキノコ

竹林内で見かけるキノコは、夏はキヌガサ茸が優美です。 秋雨に急かされて起きてきたのは、ノッポのキノコくん。 名前はわかりません。 秋の兆しとともにあちこちで、いろんなキノコが顔を出しています。

二百十日

今日は二百十日です。 例年なら台風が上陸する時季ですが、ことしは気象異変のせいか嵐はありません。 水稲の中生ってゆうか、晩稲ってゆうか、「ヒノヒカリ」の開花です。 北部ではすでにお米を収穫している所がありますが、西日本の平野部ではまだ暑い。 …

ミョウガ

ミョウガは、むかしから薬味に使われている栽培野菜です。 食材としては、ややマイナーで脇役かな。 もっぱら地下茎で増えます。つまり、以前この場所にだれかが植えたものです。 昨年秋、荒れた孟宗竹林を整備していたら根付いていました。 で、サンプル収…

お遍路Ⅰ

阿波の夏雲です。 三百段余りの石段は高齢者にはきついかな。 いくつも峠を越えて巡る昔の難所はいまでは苦労なく車で行けるけど、 昔は何でもなかった坂道が、新たな難所になっているらしい。 暑いときはたいへんだけど、少しくらい歩きましょう。 徳島県阿…

豪雨

気象庁の予想通り、来ました。 時間雨量が50mmってしばらくありませんでしたが、今日はそれに近い豪雨でした。 庭の手水鉢が波打っています。 ところでこの雨どいは何か変ですね。 落ち葉が詰まっている症状じゃないなぁ 穴が開いているみたいです。 管理が…

優れもの、新・降水ナウキャスト

仕事がら直近の降雨状況サイトをいつも重宝しています。 今日、気象情報のメニューに「高解像度降水ナウキャスト」が追加されていることに気付きました。 見たい場所や縮尺などをカスタマイズできます。 これは便利です。 降水ナウキャストは気象レーダーの…

西院

京都・西院付近です。 ん? 写真は裏返っていません。 こんな雰囲気の街並みに…。 貸し切り電車です。 車両の中ではジャズの演奏中。 こちらは神社の境内。 日曜日はお休みだけど、ミュージック・フェスティバルがあるので臨時営業のカレー屋さん。 メニュー…

隠岐・西ノ島

暑い京都を抜け出して隠岐へ… のんびり島内を巡るには、自転車がいい。 西ノ島町観光協会で借りた6段変速機付きのママチャリです。 緩やかな坂道が多いので、これはありがたい。 お空には彩雲。 透明度がいい海です。 隣島との間にある三つの小島は三郎岩か…

夏草や~

気温が36℃って気象台が測っていただいていますが、菜庵の温度計は39℃を示していました。 夏、真っ盛りです。 倉庫裏のグリーンカーテンは効き目ありません。 種がこぼれたのか、一人ばえのスイカ。 菜庵のハーブ園です。 果樹は、イチヂクとコナツ。 夏草や……

砂糖のほうがカラダにいいかも…

夏季は飲料水として一日2リットル以上飲むことがあります。 注意していること。それはカロリー・オフ飲料をできるだけ飲まないようにしていることです。 最近は成分表示中にアスパルテーム、スクラロース、アセスルファムカリウムがある飲料が多くて、缶コ…