洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

夕照に映える

花びらいっぱい付けてひとのこころを浮き立たせ 焼けつくような日差しをやさしい木洩れ日にして 紅く燃えて葉を落としひとりぽっちで雪を待つ 寒さにふるえながら春の芽吹きを準備する 夕日に映える広葉樹たち、燃えるような紅色、黄色

里山の杜

ここは粟生・光明寺の傍らを里山へ入ったところ。梢の間から京都盆地が見える静かな境内です。地元粟生村の産土神。水の神「子守社」と、鎮守「勝手社」が同居しています。観音寺と一体になっていて、古来から神仏習合の形式で佇む落ち着いた杜です。 関西で…

ヴォーカルが生々しい

タイムドメインという、ちっちゃなスピーカーです。 特に人の声の再現性がいいので気に入っています。 若い頃に、ステージでも使えるほどの大型スピーカーを使っていたのですが、いまは、これです。 たまご型のキャビネットが設計思想のツボだと、勝手に解釈…

花も花なれ人も人なれ

明智光秀の三女・玉子は輿入れの前に、父から「お玉、人間の価は心にあるのじゃ」と諭されました。作家・三浦綾子が「細川ガラシャ夫人」の中でそのように表わしています。 光秀は時代劇の中では主を討った悪役にされていますが、知性ある武将として評価が高…

秋のツツジ

今年はキンモクセイが二度咲いたところもあったらしい。 いまは11月です。普通なら、キリシマツツジは4月の中旬に咲くのですが… (撮影日=2009.11.8、勝竜寺城公園)