洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

嵯峨野六斎念仏

空也堂系の芸能六斎。京都太秦村生田講中(現・嵯峨野六斎念仏保存会)の本拠である嵯峨野阿弥陀寺での奉納の様子です。佳境の演目は、神楽獅子と土蜘蛛。圧巻でした。 お堂の中での公演なので、座して観る目前に豆太鼓の動きが迫ってきます。 京都ではこの日…

地蔵盆

地蔵盆は子どもたちが主役です。昔は旧暦7月23日と24日に行われていたらしい。 町内ごとに地蔵尊の前に屋台を組んで花やお供物をそなえます。かつて、子どもたちはおにぎりやお菓子をもらって、夜更けまでかくれんぼや将棋、百人一首などを楽しんで過ごしま…

ミニ鍾乳石

コンクリート階段下の自然造形です。ミニ石筍、ミニ鍾乳石。 最近の酸性雨は慢性化しているみたいです。大陸からの浮遊物質も多いんだろな。 (長岡京市井ノ内・浄光寺境内で)

六斎念仏

京都の八月は六斎念仏の季節です。昔も今も変わらず子どもにも人気があります。 この日、中堂寺六斎会の演目を通して見せていただきました。六斎念仏の演者は青年層が中心のように思っていましたが、中堂寺六斎会は小学生もメンバーに入っていて次世代の育成…

送り火

テレビでは「硫黄島からの手紙」、前日に「火垂るの墓」。終戦からもう64年になるんですね。 民間人80万人、軍人軍属230万人。犠牲者の冥福をお祈りします。 薩摩半島は特攻基地もありました。1945年3月18日から8月6日までの空襲で、鹿児島市では市街地の93…

五条坂・陶器まつり

この日の最高気温は、36.5℃。 それでも涼しげに陶器見物する人が多いのです。 夕方はもっと賑わうことでしょう。 必要なものだけ買うことにしよう。と、思っていても、帰りは山歩き用のザックが一杯になりました。

陶器神輿

京都・五条坂に夏が来ました。 恒例の陶器まつりです。 陶器の神様を祀る若宮八幡宮には、この日、お神輿が出ました。 ほんものの陶器のようですが、どうやって付けてあるのかな。担いでいるときに落ちたら縁起がわるいしね。

大津の花火

mdaさんのブログコメントに「花火は遠くても生で観ること」と書いたので、わたしも行ってみました。 mdaさんは自宅の近所で観たそうです。打ち上げ場所から一里離れた対岸です。 彼は生というよりも、ず~っとファインダーから見ていたのではないか…。 (トラ…

二重の暈(かさ)

こんなに暑くても空の上は氷の結晶があるらしい。久しぶりにすっきりした空に、太陽光が氷のプリズムを通して見えました。 ふつう半径角度は、22度(内暈)や46度(外暈)です。他に屈折の組み合わせによっていろんな角度があるようです。 (撮影=2009.8.2 11:45…

壬生寺の千体仏塔

ここは、かつて平安京の中央を南北に通る朱雀大路に面していたところです。京域の東部に都の機能が移り、明治初期までここから東側が市街地でした。西側は田畑(荘園)が広がっていたそうな。 明治時代、京都市の都市計画によって市街地が整備されました。その…