洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

春の白滝山

滋賀県・比良山系の白滝山です。山麓の白滝谷では安曇川へ注ぐ豊富な水量を、花崗岩の大岩が座してうけとめる名滝を堪能しました。

白滝山の花たち

滋賀県・比良山系の白滝山(1,022m)は春の花たちでにぎわっていました。 枚数が多いのでサムネール表示しています。クリックして見てください。 イワウチワ、カタバミ、石楠花、ニリンソウなどがあったようにおもいます。あ、正しい花の名前がわかれば教えて…

山吹

花 ときの色の移ろひは こころ浮き立つもの 桜、躑躅、山吹、藤… 季節を追って豊かな色が現はれます おほかたの桜が散り あとに 山吹の花色 樹樹の萌葱色のなかで ひときは目を引く名優なのでせう まぶしく映る色も をかし (京都市西京区・松尾大社で)

亀が導く名水 ?

水を汲む様子が手際よい、と見た。 きっと、レピーターなのでしょう。 ここは酒の神様じゃ。 花崗岩質の山から涌き出る水は、もちろん、美味しいものです。 (京都市右京区・松尾大社で)

八重の桜たち

ぜいたくなことなのですが…、各地に染井吉野があまりにも多くて、ちょっぴり食滞ぎみです。 桜名所といわれるところにも、寄せるような人波は少なくなりました。遅まきながら、ひっそりと、華麗に咲く桜花は、見応えがあります。(2008年4月20日、長岡京市・…

藪椿

大人気の桜花の陰で、閑かな居ずまいのヤブツバキの花。春の暖かさとともに地に落ちても、堂々とした存在感で気を引く、艶なる美しさを持っています。(京都市西京区大原野・西迎寺で)

花の並木道

若木が育って30年。桜は一年のうち50分の1の期間しか注目されませんが、このときこそ、ふだん落ち着いた並木道が精一杯華やいで見えます。(2008.4.5、洛西ニュータウン・小畑川沿いで)

すみれ

柿の幹のくぼみに自然ばえしたスミレです。 生えてからずいぶん経っています。最初に気付いたときには確か一株だったのですが。 ちょうど人の目の高さに、スミレくんが選んだすてきなフラワーポットです。

都会を飾る化石たち

きっと、アンモナイトなのでしょう。 ここは京都駅に近い、あるホテルのロビー。大理石の壁や床にきれいな螺旋模様がありました。 恐竜たちが生きていたころは、今から二億年ほど前といわれています。アンモナイトは四億年前です。千年を十万倍したら一億年…

立派に育った桜並木

大規模な住宅開発でできた街。もう、30年も経つ。河原に沿った並木が立派に育ちました。住民の憩いの場、この日は桜祭りでした。(2008.4.6、洛西ニュータウン・小畑川沿いで)

池水に揺らぐ、華灯り

八条ケ池・北池畔の桜並木がライトを受けて、夜姿を現し始めました。 南池に櫻花が夕闇に包まれるころ、料亭の離れ家の灯りが池水に揺らぎます。(2008.4.5夕刻、長岡京市で)

花の大原野

大原野っていうと、三千院のある大原と間違う人がいます。 ここは京都盆地の西南の地。平安京以前からある古刹や神社が、いまも残っています。 桜の季節は社寺だけでなく、辺りの民家の庭にも珍しい樹種や工夫された庭を楽しめます。 豪華な散歩コースです。…

花の寺

「地にとどく西行桜したしけれ」、と虚子が詠んだように、花枝が垂れるように枝をはった桜木だったのでしょうか? この寺は勝持寺というよりも、西行ゆかりの花の寺、といったほうが伝わりやすい。境内にたたずむ西行桜は三代目らしい。存在感としてちょっぴ…

西迎寺の枝垂れ桜

寺の人に聞くと「樹齢は130年ほど」。本堂の前庭をいっぱいに被い、飾っています。 ガイドブックに載らない寺のなかには、丁寧に手入れされて落ち着いた居住まいを持つお寺さんがあります。庭づくりにも理解ある檀家や総代さんが、支えているからでしょう。 …

水吐竜

木造の本堂の軒に木造の消火ポンプ、水吐竜。 いつごろまで使われていたのか? 水量はあるのかしらん? 水吐竜の側面に「大原野」と書かれています。この辺りの邸に常備されていたようです。 (2008年4月5日、京都市西京区大原野・勝持寺で)