洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

震災・大津波に遭われた皆さまへ

 震災から一週間。
 寒いでしょう。
 つらいでしょう。
 寂しいでしょう。
 でも、力を合わせて今を忍んでください。こちらでもできることをお手伝いします。伝えてください。遠くに暮らしているというものの、被災地に暮らしている人のことを思わないことはありません。
 こんなときこそ、みんないっしょに、がんばりましょう。日本はまだまだ、捨てたものじゃありません。
 1995年の阪神・淡路大震災に、わたしは復旧時の給水支援に参加しました。現地へ入ると、報道映像などで理解していた惨状を超える現実に、戸惑いを覚えたことを思い出します。
 
  遥かよりこの世の春に逢ひたくて訪ふ光あり梅が枝にして

 わたしがブログを始めたころ、よくコメントを書いていただいた仙台市に住む詩人のお歌です。もちろん被害に遭われたでしょう。どうしているのか。
 ことし、梅の枝は蕾から一斉に花をつけました。
 いまは、したたかに、力を合わせて生きてください。
 
イメージ 1
 こちらのこと…
 最初の揺れがあった3月11日の午後、机の書類を見ていると、めまいがしたように感じました。京都では震度3でした。
 かねてから健診で血中脂質値が高くイエローカードをもらっていたので、「すわっ、高血圧の症状か」と勘違いしてしまいました。周りをみるとやはり、ゆっくり揺れています。長い周期の揺れは久しくなかった。たしか、2000年の鳥取県西部地震のときもこんな揺れでした。
 滅多にアクセス集中による障害がない気象庁サイトにつながらない。これは広域。特に都会がやられているな、と直感しました。