洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

木組み

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400年の間に柱はシロアリに喰ばまれ、松の生木はひび割れて痛々しい姿。
なのに、なぜかほのぼのとする木組みです。何回も修復された跡に木造建築の親しみを感じる故かもしれません。
 
 
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天守西南戦争で焼かれて、風上だったこの櫓は火災を免れたらしい。お城の角に建つ櫓に五階も要るのかなどという素朴な疑問は別にして、今までよくぞ残ってくれたものです。
宇土櫓(うとやぐら、熊本城内)