洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

現代の和風建築

京都迎賓館を初めて見学させていただきました。
繊細。優美。矜持。
想像していたイメージをはるかに超えた匠たちの集大成です。

個別の設えはやはり、実際に観るに限ります。
テレビで紹介された内容では尽くせない和のこころを味わいました。


池に映った西日が照らす聚楽壁のゆらぐ模様。思わぬ午後のアクセントでした。

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平家造り。
板目でも無垢の一枚板。
極上材ゆえ当然のことですが、使われている木材に節目はありません。
鴨居に使われている柾目材の合わせも洗練されています。

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意外だったこと。
建物構造はW(木造軸組み工法)とばかり思い込んでいたのですが、じつはRC主体で一部SRC・Sなんだそうです。
ウェブで予約できますので興味ある人は、ぜひ参観をお勧めします。

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