洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

平等院・鳳凰堂

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 名刹の伽藍をみるとき、いつもながら木組みの妙に感心します。雨の合い間に訪れた平等院鳳凰堂もまた、匠たちが残した優れた木組みの技術です。国宝の仏像や絵画などを納めるお堂そのものが国宝なのですから、千年近く保存されている重みを加えて、じっくり観賞させていただきました。

 平成の修理を終えた阿弥陀如来坐像や天蓋を遷座するため、搬入作業期間である6月4日から9月30日は鳳凰堂の内陣を拝観できません。
 写真は十円玉にデザインされた鳳凰堂を、斜め横にあるソヨゴの木陰からみたところです。(宇治市、撮影日=2007.6.9)