洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

千二百体の羅漢像

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 お盆の日、ゆかいな石仏に出会いました。カメラ目線の阿羅漢像、焼きトウモロコシをほおばる羅漢さん。一つずつが個性があり、思わず微笑むひとときでした。夏の日差しを浴びて、人間っぽい石像たちが訪れる人を迎えます。

ここは奥嵯峨・鳥居本にある愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)。かつて、東京美術学校で彫刻科を修めた西村公朝師(故人)が、一般の人々に羅漢像を彫る指導を進めて寺の復興に尽くされました。曼荼羅山の西隣り。斜面いたるところに、おもしろい羅漢さんがいらっしゃいます。