洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

かくれ里

お家モード・ガーデニング

コロナ禍でも、幸い雑用はあって適度なストレスを維持できています。 立春のころに移植した黒松を剪定しました。 移植直後 毎日水遣りしていましたが、古葉が重くてそろそろ春の剪定です。 before…三月中旬です。 YouTubeの剪定講義を見ながら。 after… しば…

庭木の移植

ゆえあってわたしの演習圃を明け渡すことになりました。 このハナミズキは根回ししていないので、うまく移植できるかどうか… 休眠中のハナミズキ これはクロマツ。苗木から育てていて愛着ある庭木です。 根回ししてから3年も経っていて、幹回りもさらに太く…

エノキの伐採

昨年、ハチクが開花しました。諸説ありますが、120年ぶりともいわれています。 竹は開花後に枯れます。地下茎でつながっているので一団の竹林が更地のようになります。 で、ハチク竹林に取り残されたエノキ。 中央奥に見える樹高25メートルほどの樹です。 …

日差し

冬の日差しには温もりがあります。 やがて来る春を想い、縁側に憩いをむさぼるひとときです。

里山

台風21号の強風によって里山が倒木で入れなくなりました。 里山管理の人たちとともに倒木を切り開きました。 今年は何かとボランティア作業が多い年です。 少しはスリムになったかな。

晩夏

八月は猛暑に負けて、畑の手入れを怠りました。 近ごろ外来種が多い中で、雑草は在来種が頑張ってくれました。 ネコジャラシも群生すると見応えがあります。 こちらはエビスグサ。 漢方薬の材料になります。 猛暑で開花が止まっていたノウゼンカズラが復活し…

袖垣

雨に打たれる場所に設えてあった袖垣です。クロモジの枝とマダケで組んであります。 40年経っているけど、わずかに腐っているだけです。 地元の里山が荒れているので新しい材料が集められません。新規の製作を延期することにしました。今回は形を整えて、ま…

スズメの群れ

秋雨前線、台風21号、台風22号。 なかなか圃場が乾きません。 11月に収穫するヒノヒカリに群がるスズメたち。 稲刈りが遅かったので、鳥や虫たちにいい餌場を提供したようです。

黒松の剪定

先日京都迎賓館へ参観に行ったとき、ちょうど庭師さんが前庭の赤松を手入れされているところでした。 2人掛かりで大掛りな剪定です。 我が家にも十数年前に畑に植えた「松くい虫に強い松」があり、教材を前にしてちょっとやってみたくなりました。 これはビ…

金木犀

いい香りが漂ってきました。 今年最初の金木犀開花です。早咲きの年は10月下旬にもう一度咲きます。

大食獣?

菜園の残り福を食べたのは誰じゃ。 ここまで食べられると気持ちいいね。 タヌキかアライグマだと思うけど、暑い夏を乗り切ってくだされ。 これは食べ残しあり。もったいない。

野草が元気な、夏。

怒涛のような梅雨が明けました。 雨の勢いが極端で、その後も極端な暑さがやって来ます。 猛暑。 暑さに弱いイングリッシュ・ラベンダーと知りつつ、やはり豊かな芳香に惹かれて。また、植えてしまいました。 今年からフェンネルも。魚料理に重宝しています…

晩生の田植え

何度か書きましたが、ここ数十年の間に日本列島は暑くなりました。 特に京都盆地のような内陸の平野部は、夏の昼間気温が体温を上回ります。 9月になっても30℃を超えています。夜の気温も25℃以上の日が続き、米の着果時に適温になりません。 では、昔のよう…

蝮 ?

アグリ・フィールドでは雑草も萌えて… 軒下で… ん? おや、今年は早いんだねぇ お互いに気を付けて、共存できればいいのですが…。

芽吹き

桔梗の芽がにょっきり。 ミョウガの芽も一斉に伸びてきました。 ユキノシタの葉が生き生きして… 熊のような孟宗竹の筍も。 まだ4月半ばというのに、もう霧島躑躅が八分咲き。 例年なら桜を見て筍料理なのに、池に浮かぶ料亭では早くも霧島躑躅を見られるん…

玄関の設え

古民家生活では勝手口を多用していて、玄関からの出入りを滅多にしない癖がついていました。ゆえ、物置のように荒れ果てた玄関を、年末になって大慌てで片付けました。 梅や南天の木を大剪定した枝を贅沢に使って、門飾りを設えてみました。 午後から近所の…

昭和の柿木

秋分に浅い色だったクボ柿です。たわわに実りました。ことしは特に。 半世紀ほど前の柿は他所の家のものでも勝手に頂くほどの人気だったのですが、近ごろは食べませんねぇ だんだんと高所が危うい歳になりつつありますので、できるだけ低く剪定しています。…

舟屋

丹後半島の内海。波静かな漁村です。 舟の収蔵庫と住居を兼ねた建物群です。 寅さんや釣りバカ日誌の舞台にもなりました。 いまは伊根町の観光スポットとしてメジャーです。 帯状高気圧に恵まれて、今日もまた秋の日和を満喫しています。 近所のお付き合いを…

梅雨の頃

しばらく雨っぽい日が続いています。 ことしは梅雨が明けないのかな。 この気候が好きな庭の杉苔が元気になっています。 ふだん手入れしてないけど、ちゃんと残ってくれています。日陰で。 よく見ると他の苔に浸食されてますね。 これくらいのバランスがこの…

高野山

今年三月に四国・お遍路さんを結願したので、高野山の1200年記念大法会に便乗してお参りをしようとしていました。 ところが四月は大規模な法会ゆえ、山上は込み合っているようです。 で、50日間の大法会が終わったいま、奥之院へお参りしました。 下界…

山岳信仰の石鎚山

予讃線・伊予小松駅前。 麓はすっかり春です。 緩やかな圃場を横切って15分ほど山手へ入ると、残雪を頂いた山が見えます。 石鎚山ハイウェイオアシス付近をくぐり抜けると砕石場。 褶曲地層の断面がよくわかります。 よく手入れされた杉林。施業中です。 …

お遍路Ⅴ/続・修行の道場

南海の暖かな黒潮に包まれて、快適な「修行」を楽しむことができました。 雨具や防寒具を用意していましたが、使わず。 こんなに楽して修行できるなんて、ありがたいことです。 旭川でマイナス30℃の日に、ここは14℃です。 もう、春。 映画ロケに使えそうな素…

お遍路Ⅳ/修行の道場

やっと修行の道場・高知県です。 京都が6℃の日に室戸岬は12℃と暖かく、風は強いけど黒潮の影響がもたらす恩恵がある地です。 崖下の波打ち際へ下りると、珊瑚の殻が砕けた白い砂が見られます。 空海が19歳のときここで修行したと、自ら『三教指帰』に記して…

岩屋寺

しばらく更新を怠っていましたが、二週間ほど前のことです。 四国山地は異常なほどの降雪。 その二日後に訪れると、まだ雪塊が残っていました。 奇峰が天を突くようにお堂の上にのしかかっています。長く修験者の道場として使われた山岳霊場です。 こころな…

西岩倉の金蔵寺

洛西・金蔵寺は静かで趣きがあり、極上の紅葉を味わえる古刹です。木々は淡くなったみどり色から黄色、真紅の楓葉など。 富んだ彩りとコントラストが大胆で、秋の里山の景を堪能できます。 白洲正子の随筆「かくれ里」の中に「西岩倉の金蔵寺」という一文が…

お遍路Ⅲ

今回はゆえあって、発心の道場・徳島県から、修行の道場・高知県を後に回して、一気に菩提の道場・愛媛県へ。 札所の巡拝を「打つ」と言います。 打ち方は「順打ち」でも「逆打ち」でもよく、どの札所から始めても、どこで終わってもよいというおおらかさが…

ハブ茶

ハブ茶を知るようになったのは数年前です。 原料はエビスグサ。 エビスグサは庭の片隅に数十年前から自生していました。最初はきっと薬草として植えたのでしょう。 お茶以外に薬効があり花穂を採取して油漬けに。 虫さされに即効性があり、我が家の秘薬にな…

お遍路Ⅱ

簡易なお遍路体験ですが… ちょっとハマっております。 こんな情景、ほのぼのとして。 例えばこの写真のお遍路さんの、 左のお二人と右側に写っている人を比べると…。 それぞれの内面はわからないけど、 お遍路文化に似合った人はやはり、白衣と輪袈裟姿がい…

栽培イチジク

イチジクの木。 収穫するときに楽ですな。 なるほど、こんなふうに剪定するんだね。参考にさせてもらいます。 その近くには… 丸瓦(まるがわら)と棧瓦(さんがわら)を交互に組んだ農家の古屋根。 拭くのに手間かかりそう… さすがに瓦の本場。阿波の民家らしい…

二百十日

今日は二百十日です。 例年なら台風が上陸する時季ですが、ことしは気象異変のせいか嵐はありません。 水稲の中生ってゆうか、晩稲ってゆうか、「ヒノヒカリ」の開花です。 北部ではすでにお米を収穫している所がありますが、西日本の平野部ではまだ暑い。 …