古墳時代前期・4世紀に造られたという
前方後円墳です。全長94メートル。
なんと、後円部の頂に二等三角点があります。標高69.41メートル。
付近は住宅街に囲まれた公園になっていて、雑木林はきれいに下刈りされています。
丘陵地にあって、
桂川の河川敷よりも30メートルほど高い。なので、木々の梢を通して
京都盆地が一望できます。すばらしい位置です。
桓武天皇が
平城京からこの地に遷都するとき、きっと、この辺りの丘に立って地理を見ていたんだと、わたしは思います。
(五塚原古墳・
京都府向日市寺戸町芝山)