晩生の田植え
何度か書きましたが、ここ数十年の間に日本列島は暑くなりました。
特に京都盆地のような内陸の平野部は、夏の昼間気温が体温を上回ります。
9月になっても30℃を超えています。夜の気温も25℃以上の日が続き、米の着果時に適温になりません。
では、昔のような美味しい米を作るにはどうするのか?
その答えは、涼しくなってから収穫する品種で、かつ収穫予定日の気候に合わせて遅く定植することです。
簡単に言えば、田植えを遅らせることです。
でもこれは、いろんなリスクがあります。
①新米が出来る時期が遅いこと
②台風襲来の確率が高く自然災害を受けやすいこと
③食欲の秋になって害虫や鳥獣の食害を受けやすいこと
など。
ん?
何かが泳いでいます。
蛭です。
それでも、美味しいお米を収穫したいので…
ヒノヒカリを今、植えています。
ここは棚田の風情がないので、その代わりアクセントに花菖蒲でも…