北白川から吉田山へ
高気圧に覆われて春日和。春霞の京都です。
青蓮院の向こうに見えるのは、8年計画という大修理中の知恩院・御影堂の覆い屋根です。
街を眺めている高台は、京都・北白川にある芸大キャンパス。友の画伯の作品が発表されたと聞いて観せていただきました。迫力満点です。
日ごろ運動不足なので、キャンパスの南西に見えている吉田山へ歩きました。
久しぶりに坂道を歩いたせいか息切れて、まるで千メートルの山を登ったように感じました。
でも実際は、海抜105.1メートルです。
三等三角点があります。
つくづく思いました。毎日歩かにゃいけません。
山上の古民家カフェでひと休みすることに。
平日なのに、しかも山上付近はシーンとしているのに、カフェの席は満員です。
待ち時間数分。
でも入りました。
建物は国登録有形文化財だそうです。
最高気温は20℃を越えていたようです。
カフェの窓は木枠のガラス戸で、古材ゆえ、ガラスの向こう側の景色が波打って見えます。そして、窓枠の5ミリほどの隙間から西日を浴びた暖かい室内へ、春の隙間風が涼しげに入ってきました。
二日前は氷点下だったのに…。