洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

煉瓦のまんぽ

まんぽ写真展

寒気が一段落した節分の前日です。 冬には珍しく風車が止っています。 ここは琵琶湖博物館。 明治時代にできたトンネルの写真を展示した文化展『まんぽ兄弟とその仲間』を見てきました。 無料部屋『集う・使う・創る 新空間』 入ると、いきなり話しかけられ…

まんぽの遺跡

威厳ただよう煉瓦アーチです。 ここは滋賀県草津市南笠。狼川とJR東海道本線が交差する橋梁です。…が、土に埋もれています。 狼川は天井川。昔の軌道は狼川の下を潜っていたのでしょう。 まんぽの奥方向は狼川堤防の法面。 りっぱな捩りマンポです。

国鉄・廃線跡トンネル

福知山線・武田尾駅~生瀬駅の廃線跡トンネル(宝塚市) …水上勉の小説「櫻守」にも登場します。 廃線の軌道敷 …今では人気のハイキングコースです。 ずいぶん前に写したものです。

まんぽ 高槻市編

桜も咲き始めました。 ここはJR京都線(東海道線)の高架下。高槻市郊外です。 軌道敷をくぐって反対側へ抜ける道です。明治時代からの煉瓦づくりトンネルの構造がいくつか残っています。 歩道の下は水路が流れています。 煉瓦でしっかり組まれていて、百年以…

トンネルの上に川が…

JR東海道線・草津駅近くのトンネルです。なんと、トンネルの上には川が…。いまは迂回河川が出来ていて、ここ(旧草津川)には水は流れていません。

陽春に映える煉瓦

暖かすぎる日が続きました。桜を追って急坂を上ると、昭和初期の建物にめぐり会えます。 ここは美術館として整備されましたが、周囲の景観そのものが美術館。煉瓦の赤が明るく感じるときでした。(アサヒビール大山崎山荘美術館で)

省線(←古っ!)をくぐる、まんぽ、その5

JR京都線・山崎駅から南へ。大阪府島本町の鉄道敷をくぐる水路に、レトロなレンガ造りの二連アーチがありました。

省線(←古っ!)をくぐる、まんぽ、その4

いまも現役のまんぽ。明治期の省線はハイカラです。 このまんぽの近くに来春、新駅ができるようです。 (JR京都線下、大阪府島本町桜井)

省線(←古っ!)をくぐる、まんぽ、その3

煉瓦づくりのまんぽ。これも西側半分は後の工事でつくられていて平坦な天井に。真ん中辺りでアーチ型になっています。 (JR京都線下、京都府長岡京市調子)

省線(←古っ!)をくぐる、まんぽ、その2

これも明治初期からの現役。煉瓦づくりの六連アーチです。 現在の京都線は複々線ゆえ、西側半分は後の追加工事で不粋なコンクリートと鉄筋でつくられています。 (JR京都線下、京都府長岡京市馬場)

省線(←古っ!)をくぐる、まんぽ、その1

明治初期から現役のねじりまんぽ。じっくり観れば機能美を感じますね。 (JR京都線下、京都府大山崎町円明寺)

ねじりマンポ

琵琶湖疎水・蹴上インクラインの土手を貫いて、歩行者用のトンネルがあります。京都の年輩の人はこのトンネルを、「ねじりまんぽ」と呼んでいます。 南禅寺から京都市営地下鉄・蹴上駅までの近道にあるトンネルで、駅へ向かう小道を被っています。。紅葉盛り…