洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

供養塔

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 雪解けの昼下がり、風もなくのどかです。京の郊外、長岡第十小学校の北東に菜の花畑がひろがっています。野道の傍らに寂然と供養塔が立っています。江戸期の尼僧・新経尼を供養する塔といわれています。

 知らずに通り過ぎてしまうような、木の影です。
 前を小川が走ります。雪解けの水に、傍らに咲く山茶花の花びらが落ち、紅い花筏ができました。
 澄んだ水音です。