三国峠

朽木・三国峠～枕谷は、目が覚めるような緑の世界でした。ブナの木々からしみ出すように水が集まり、緩やかな谷の瀬に続きます。由良川源流に近いところです。三国峠(775.9m)が中央分水嶺となっています。京大芦生演習林の北側にあって、ブナ原生林が心地よく身を清めてくれました。
(写真提供=Zakiさん)

三国峠の東側2Kmほどにある生杉(おいすぎ)の集落は安曇川水系(太平洋側)です。林道沿いの杉木立に弓なりになって折ている木々から雪深い冬を想像できます。バス停の近くに建つ茅葺屋根の民家の中に閉ざしたままの家姿もありました。



…今回の写真は、同行していただいたZakiさんのケータイ画像です。じつは、いつも持ち歩いているわたしのデジカメ(ポケット型)を失くしたので、このときの画像を送ってもらったものです。ケータイ付属カメラといっても一枚3MBもあって驚きました。解像度も十分。素晴らしい。