洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

二百十日

今日は二百十日です。
例年なら台風が上陸する時季ですが、ことしは気象異変のせいか嵐はありません。

水稲の中生ってゆうか、晩稲ってゆうか、「ヒノヒカリ」の開花です。
北部ではすでにお米を収穫している所がありますが、西日本の平野部ではまだ暑い。
 
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着果するときの夜間気温が25℃以下でないと、お米は美味しくありません。
西日本の平野部では九月に最高気温が30℃を超えていますが、夜間気温が下がるこの時季のお空の神様はありがたいもの。
 
でも、早生品種は「新米」って表示できるから、競って早い品種を栽培するのかな。
 
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確かに、早生品種は台風リスクは少ないね。
あえてリスクが高いほうを採るのは、自家米を食べるときにとても美味しいからです。
 
 
 
 
ところで…。
上の風景は京都盆地の西側にある田園地帯なのですが、新しく都市計画道ができました。
歩道を広くとって散歩にやさしい道です。
 
でも。反対方向をみると…。
広いグリーンベルトの中は、このありさま。
 
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もともとツツジを植えてあったのですが、雑草園になってしまいました。
 
道路管理者を弁護するつもりはありませんが、決して除草を怠っているわけでなく、市は税金を使って年に二回、委託業者に整備させています。
雑草の方が成長が早く、一枚上なのです。
 
市民に喜ばれるだろうと設計者が考えた緑地帯ですが供用開始早々に、管理部門の意気込みはイマイチでした。
ちなみに道路管理者は京都市さんです。
 
 
左側の田んぼがはるかにきれいに見えます。
管理しやすい樹木にするとか、地元の管理ボランティアを使うとか…、ねっ。
 
 
 
 
 
今回は「かくれ里」記事にならなかったなぁ (^^;