洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

昭和の柿木

秋分に浅い色だったクボ柿です。たわわに実りました。ことしは特に。

半世紀ほど前の柿は他所の家のものでも勝手に頂くほどの人気だったのですが、近ごろは食べませんねぇ
だんだんと高所が危うい歳になりつつありますので、できるだけ低く剪定しています。今年も、また…

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少し色づいてきた頃、秋分の日の姿です

柿さんには悪いのですが、クボ柿は不人気です。
で、柿採りと剪定を同時にすることにしました。

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作業中に、健康ウオーキングの人から何度も、
「美味しそうですね」
「こんなにたくさん、どうされるのですか?」

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ウオーキングの人に、
「もし、興味がおありでしたら幾らでも持ち帰ってください」と勧めて…。

少しは捌けたのですが、地上には膨大な量の柿の実が残ってしまいました。

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クボ柿は枝によって甘・半渋・渋と、当たり外れがあります。
樹も高齢になっているのか、最近は9割ほど渋柿です。
皮を剥いて吊るし柿にすれば美味しくいただけるのです。
でも、適度な硬さがないとうまく剥けません。
残念ながら時期遅し。


ま~、剪定できたから良しとしましょう。
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