洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

加茂勢山

「加茂勢山」は現在正式に「ポンポン山」と名付けられています。古文書に書かれている里山として使われていた時代には「加茂勢山」と呼ばれていました。

京都盆地の西側に断層崖が連なり、京都市西京区大阪府高槻市は加茂勢山(ポンポン山 678.8m)をはさんで隣接しています。
この南側もまた複雑に入り組んだ断層があり、先日の大阪府北部地震が起きた場所でもあります。

里山とはいえ、数年ぶりに歩くことになったので体力的に不安がありましたが、台風前の平日に行ってみました。

路線バスで終点・善峯寺で下車。寺の南峰を入ります。
楊谷寺・柳谷観音への整備されたハイキング道を上ると、寺の堂宇の目線になって視界が開けます。

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道標も様々な団体が設えています。

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釈迦岳経由で加茂勢山へ。

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低山ながら見晴らしがいいロケーションです。
京都駅辺り…

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宇治川観月橋辺り…

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高槻駅辺り…

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北に愛宕山(右側のピーク)、左側のピークは地蔵山。

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南に生駒山信貴山、その後ろに金剛山

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下りは高槻側へ。
立派な杉の神木。「天狗杉」と書かれています。

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高槻・本山寺で休憩。せっかく来たので般若心経を奉納しました。
神峯山寺でもお参り。
善峯寺、本山寺、神峯山寺ともに天台宗。断層崖に建つ深山明媚な古刹です。