洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

2007-04-08から1日間の記事一覧

そぞろ歩く、夕暮れ時

春の宵に、そぞろ歩く街並み。駅から散歩気分で歩けるところ、池端の堤に照らされた桜花が華やぎを持たせてくれます。しっかりくっきり照らされた花花、妖しさを感じるだろうか…。いやいや、人それぞれ楽しみ方がありましょう。(撮影日=2007年4月7日、長岡…

花のトンネル

背割堤を歩く。 先端まで1.5Km、およそ250本の桜並木を堪能します。 おそらく、この桜並木は京阪神・都市近郊では随一の規模をほこるものと思われます。周囲は河。大阪湾に注ぐ淀川の起点、木津川と宇治川の終点です。この日は八幡市の桜祭りが開かれていて…

狂う女の美しさ

咲き誇る桜は、たががはずれたように美しい。異様なほどの華やかさが櫻花にはある。 作家・渡辺淳一は「女の姿でいうと、見て惚れ惚れする形のいい女ではなく、見ているうちに背筋がぞくぞくしてくる、得体の知れぬ狂女の美しさ」であるという。