洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

花も花なれ人も人なれ

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 明智光秀の三女・玉子は輿入れの前に、父から「お玉、人間の価は心にあるのじゃ」と諭されました。作家・三浦綾子が「細川ガラシャ夫人」の中でそのように表わしています。
 光秀は時代劇の中では主を討った悪役にされていますが、知性ある武将として評価が高い人でもあります。父の思いが玉子(後の細川ガラシャ)の生きる支えになり、彼女の魂は後世の人々に共感を呼びます。

  散りぬべき時知りてこそ世の中の
   花も花なれ人も人なれ
     (「細川家記」より、ガラシャ辞世の歌)

 弾けるエネルギー。この日、ガラシャ祭り会場の勝竜寺城公園(JR長岡京駅近く)には若者たちが加わって沸き立ちました。乾杯のビールは、近所に工場があるサントリーの人気商品「プレミアム・モルツ」です。