洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

祭り

バサラ祭り

酷暑の京都はこの日、午後3時を過ぎていても気温は36.8℃。こころなしか爽やかと感じるのは、湿度40パーセントのせいかもしれません。 夕涼みでも…。近鉄特急で35分、奈良へ。今年1300歳の都です。夕日が沈んでからころあいの散歩時間なんて、今年はまるで熱…

花も花なれ人も人なれ

明智光秀の三女・玉子は輿入れの前に、父から「お玉、人間の価は心にあるのじゃ」と諭されました。作家・三浦綾子が「細川ガラシャ夫人」の中でそのように表わしています。 光秀は時代劇の中では主を討った悪役にされていますが、知性ある武将として評価が高…

まゆまろ

国民文化祭・京都2011のイメージキャラクター「まゆまろ」です。 (2009.10.24、鴨川フェスタ2009会場で)

六斎念仏

京都の八月は六斎念仏の季節です。昔も今も変わらず子どもにも人気があります。 この日、中堂寺六斎会の演目を通して見せていただきました。六斎念仏の演者は青年層が中心のように思っていましたが、中堂寺六斎会は小学生もメンバーに入っていて次世代の育成…

美しい縄目

組み立てた長刀鉾の縄目が美しい。 鉾建てが済んで、12日には曳き初めがあったようです。この日、円山音楽堂からの帰り道に烏丸通りを覗いてみました。烏丸通りを隔てて西に凾谷鉾。室町通を北へ入った菊水鉾では早くも祇園囃が響いていました。 15日・宵々…

秋、都大路に時代絵巻

京都・時代祭は、明治維新から延暦までおよそ千年の時代を再現した時代風俗絵巻。 てゆうか、仮装行列なのです。でも、フツウの仮装行列とは、ちょっと違う。 しっかりした時代考証がされている。たとえば、吉野太夫は足袋を履いて雪踏を着けるが、太夫の付…

京都・五条坂陶器まつり

陶器まつり最終日の五条坂へ行きました。 若手作家が出店している五条通り南側をゆっくりと。 工房の作者自らが作品を解説してくれます。 気に入ったものをひとつずつ…。 気がついたら、帰り道のザックは重くなっていました。 夕刻の京阪五条駅にはゆかた姿…

祇園祭・鉾

祇園祭は京都・八坂神社のお祭りです。神事とはいえ、猛暑の7月にほぼ1カ月もの長期間、手順を踏んで行われます。 14から16日は宵山。飾りつけられた鉾の櫓上で祇園囃子が奏でられます。17日は佳境です。32基の山と鉾が都大路を巡行します。

賀茂祭(葵祭)、上賀茂神社

上賀茂神社の様子です。(撮影=2008年5月15日、京都・上賀茂神社で)

賀茂祭(葵祭)、下鴨神社

下鴨神社付近の様子です。(撮影=2008年5月15日、京都・下鴨神社)

八尾の曳山

曳山祭りの翌日、八尾の町に落ち着いた閑けさがありました。 町内ごとにいくつかの曳山連があり、この日はそのうち3基が曳山展示館に収められます。諏訪町の曳山も社に祭神を戻した後に収蔵庫へ移されます。名残りを惜しむように町内の人たちが引き納めまし…