洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

#宗教

お遍路Ⅲ

今回はゆえあって、発心の道場・徳島県から、修行の道場・高知県を後に回して、一気に菩提の道場・愛媛県へ。 札所の巡拝を「打つ」と言います。 打ち方は「順打ち」でも「逆打ち」でもよく、どの札所から始めても、どこで終わってもよいというおおらかさが…

憤怒の像

お彼岸のお墓参りの後でジャラン。 21日は弘法さん。 金堂(国宝)前は賑やかです。 骨董市を抜けて講堂(重文)へ。 空海さんのアイデア・立体曼荼羅を拝んできました。 今回は鑑賞でなくお参りでした。小さな声で般若心経を。 仏像16体が国宝、5体が重文。 …

お遍路Ⅱ

簡易なお遍路体験ですが… ちょっとハマっております。 こんな情景、ほのぼのとして。 例えばこの写真のお遍路さんの、 左のお二人と右側に写っている人を比べると…。 それぞれの内面はわからないけど、 お遍路文化に似合った人はやはり、白衣と輪袈裟姿がい…

閻魔さま

見下ろす貌に、迫力があります。 都が焼かれた応仁の乱で、初代閻魔像は焼失しました。この像は1488年に仏師・定勢により刻まれたものです。 小野篁(802~853)は、この世とあの世を行き来する力を持っていたらしい。昼は宮中に、夜は閻魔之廰に仕えたといわ…