洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

竹の穂

 竹の開花周期は種類により60年周期説とか120年周期説とかさまざま。
今朝の京都新聞で67年周期と専門家が言っていると書いてあったけど、ウソやろ。もっと研究してくださいょ。
 
 わたしの体験では気象などの生育条件で、同じ種類でも個体差があるように思います。
 まぁ、長い周期なのは確かなこと、珍しいことです。
 で、写真は孟宗竹の落ち穂です。
 
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 残念ながら種が入っているのはほんの少しだけでした。
 イネ科ですからコメの穂に似ています。昔むかし(たぶん江戸時代)凶作のときに竹が一斉に開花して、その実をお米の代用にしたという伝説があったけど、食用にするほど大量に採れないみたいです。
 
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 開花した竹は、そのまま枯れてしまいます。
 ことし京都府立植物園の竹笹園でも開花がありました。たしかスホウチクだったか…。タケノコ生産している竹林(洛西地域)でもハチクと孟宗竹の開花を確認しています。