初もの
京都のタケノコ栽培は昔から、敷き藁と土の層を重ねた孟宗竹の圃場で栽培されています。
手間がかかるこの栽培法で、早春の京会席料理の食材を提供してきました。
オフシーズンの管理が行き届いた孟宗圃場でこそ、最上の食材を収穫できます。
それができていない竹林でもそれなりの収穫ができますが、「逸品」ではありません。
竹の塀とハーブで隠していますが、この竹林はニセモノ圃場です。
しか~し、調理を工夫すれば…。
ほぼホンモノよりも美味しいタケノコ料理が食べられます。
簡単なことですが、その手法は洛菜庵の奥儀です。
お時間があり、和風食がお好きな人でしたら、これからの春日にお来しくださいませ。
基本的にお代は要りませんが、それなりに作業のお手伝いをしていただくことになります。