洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

ん?

重い扉を支える業か

扉を支える部分は重厚な造り。いい仕事してるねぇ。草津市矢橋・鞭崎神社表門は、明治初期に膳所城南大手門を移築したらしい。

みんなと違う受難の季節

スギやヒノキの花粉の季節が終わったそうです。わたしは春に野外に出ても快適です。 ところが… 五月の連休を過ぎると、鼻水たら~り、くしゃみの洗礼を受けます。とくに、こんな雑草が怪しい。 ここ数年株分けしていないハナショウブの雑草掃除をしたら、今…

「大」の火床

吉田山から見た如意ヶ岳(大文字山)の火床です。いい天気なので、たくさんの人が上っていたようです。(撮影日=2009.4.18)

下地窓

ある人のブログに、「大山崎町歴史資料館に待庵の原寸大の模型が展示してあり、茶室の中にも入れる」と書いてあったので、散歩コースの道すがら立ち寄りました。ところが、「当館では模型といえども、茶室の中に入ることは決して許可していませんっ!」と、管…

チョコレート菓子?

大比叡の三角点付近に、チョコレート菓子風の粒を発見。 雪の上にも鹿らしい足跡がありました。

水準点

福井県庁前にある水準点です。周りが石垣でも測定できるんだねぇ。11.4442Mってことは、11メートルと44センチと4.2ミリ。0.1ミリメートル単位まで表示してある。さすがに技術の進歩を感じます。三角測量でないのは確かです。 2月上旬だというのに、気温が11℃…

ペットボトルのアート ?

クヌギやナラカシワなどのブナ系の雑木を歩くときは、ゆったりした落ち着いた気持ちになります。広葉樹の持つ包容力なのかな。 で、木に掛けられたペットボトルを組み合わせたアート。ではなく、カシノナガキクイムシという虫から木を防ぐための、手作りグッ…

言の葉、格闘技中継

「詩のボクシング」はテレビ番組だと思っていました。初めて見たのは年末のテレビだったからです。 ねじめ正一さんと谷川俊太郎さんの対決を偶然見ました。10年前のこと。このときから毎年楽しみにしています。 詩といってもパフォーマンスを尽くしています…

秋のタンポポとスミレ

暖かいのかな。道端のタンポポの花、スミレの花。タンポポの右手は収穫直前の大豆畑です。 (撮影=11月29日、滋賀県野洲市で)

日本語って、ヤバい

11月11日放送の「爆笑問題のニッポンの教養」はおもしろかった。 山口仲美センセイと爆問の太田との会話キャッチボールもよかった。 日本語学ってのも初めて聞いたし、アニメの声優のような山口仲美さんの話にも引き付けられた。彼女は明治大学国際日本学部…

立冬に、向日葵の花

秋、真っ最中、というのに。 公園の桜樹や街路樹の欅が、紅や黄に色づいているというのに… 向日葵(ひまわり)の花が、いま、咲き始めました。 農家の人に聞くと、夏に咲く普通の品種を時季をずらせて育てたとのこと。 このあたりの気候なら、理論上は咲くらし…

鹿ヶ谷かぼちゃ

ひょうたん型の野菜は鹿ヶ谷かぼちゃです。 京の伝統野菜です。近ごろ、作る人が少なくなりました。 えびす南京のような味でなくて、あっさりした冬瓜に近い味です。 いい形なのでしばらく玄関に飾っておこう、っと。

五重塔の「しんばしら」

心柱を持つ構造は地震に強いといわれています。わたしもそう思います。 各地の五重塔は火災などで再建されています。この塔もまた、1440年(室町時代、38.8メートル)再建です。 国宝指定されている東寺(再建1644年、54.8メートル)や醍醐寺(951年、38.2メー…

祇園祭・山と鉾

保存会の財産目録を作るとき、鉾の資産評価が話題になりました。お宝鑑定なら3億円くらいか…? それよりも、毎年、藁の縄で縛るように組み上げる構造や縄目が美しい。祇園囃子も雅らしさがいい。 宵山に鉾町の家々が所有している屏風披露も楽しみです。

ユーカリ

歩道があとからできたのでしょう。堂々たる、幹周りは3メートルもある大木です。かたわらを通るとき薬湯のような芳香がただよってきました。楠木のような香り。葉を一枚折りたたんで香りを楽しませてもらいました。オーストラリアでは樹高が50メートルにもな…

賀茂茄子

葵祭の上賀茂神社に奉納された賀茂茄子です。 濃い紫色にツヤがあり、ほんとうに立派。あっぱれじゃ ! 賀茂茄子の実は、なかなか大きくならない。開花から収穫まで、ふつうのナスに比べて倍ほど時間がかかります。なので、実が締まってうま味が濃いわけです…

二葉葵(フタバアオイ)

二葉葵は京都・葵祭のシンボルマークです。 昨年から「二葉葵プロジェクト」なる保護・栽培チームができたらしい。

亀が導く名水 ?

水を汲む様子が手際よい、と見た。 きっと、レピーターなのでしょう。 ここは酒の神様じゃ。 花崗岩質の山から涌き出る水は、もちろん、美味しいものです。 (京都市右京区・松尾大社で)

都会を飾る化石たち

きっと、アンモナイトなのでしょう。 ここは京都駅に近い、あるホテルのロビー。大理石の壁や床にきれいな螺旋模様がありました。 恐竜たちが生きていたころは、今から二億年ほど前といわれています。アンモナイトは四億年前です。千年を十万倍したら一億年…

水吐竜

木造の本堂の軒に木造の消火ポンプ、水吐竜。 いつごろまで使われていたのか? 水量はあるのかしらん? 水吐竜の側面に「大原野」と書かれています。この辺りの邸に常備されていたようです。 (2008年4月5日、京都市西京区大原野・勝持寺で)

セツブンソウ

すこし早いのですが…、セツブンソウが咲きはじめました。 2~3月ころに咲きます。春に枯れはじめて、初夏には姿を消します。地下茎が残ります。 短命植物。そのはかなさからエフェメラルプラント、と呼ばれています。カゲロウのことです。 (2008年2月10日、…

空に浮かんだUFOトラック

ちょっと古いけど、朝に見た雲の切れ間です。巻積雲の中にぽっかり浮かんだひこうき雲の変化形…、でしょうか。(撮影日=2007年9月18日) 秋は思わぬ雲の変化が楽しめます。

二期作米 ?

早稲品種は早いところで、8月末に収穫されます。刈り取られた後の切り株から、新しい芽が伸びます。秋雨前線による適度な雨は、ちょうど梅雨のような潤いを与えてくれます。 稲作を減らして野菜や花を作るように誘導する国の政策が進められて、各地で特産物…

何があるの?

芸術は爆発だぁ!…って言ったのは故岡本太郎氏。 他人に驚きを与えるのも、アートの要素です。 (Aug.5.2007 金沢21世紀美術館の中庭で)

京都盆地のどこかにあります

雨の水あかでちょっぴり汚れているけれど、20年前からちっとも歳をとらない牛若丸です。 下の二枚は、斜め横からみると福笑いみたい。正面から見ると絵がつながります。