洛菜庵

古都の郊外、四季折々の散歩道です

2009-01-01から1年間の記事一覧

あきつ

今朝は透きとおった空でした。老ノ坂峠の方向を眺めると、亀岡盆地の霧が横から見えました。まばゆい青空の下で峠の辺りだけ霧があふれています。京都側へこぼれ落ちるような真っ白いきり雲です。 さて…。 ヒノヒカリです。黄金色の中にポツリと紅いアクセン…

サモアの津波被害

日本時間9月30日午前2時48分(現地29日午前6時48分)、南太平洋サモア諸島でマグニチュード8.3の地震がありました。地震後に、米領サモアとサモア独立国の両方が1~5メートルの大津波に襲われました。 地元ジャーナリストによると、津波は最高9メートルにも達…

汽笛が応える野外音楽祭

この日のコンサートに1万3千人が特設会場に集まりました。「京都音楽博覧会2009 IN 梅小路公園」。ここは京都駅から歩いて移動できる距離らしい。観光にはちょっぴり死角になるのか、ふだんはのんびりした公園ですが…。 会場のすぐ隣りにJR西日本・梅小路蒸…

梅花藻咲く醒井の街道

彼岸も間近というのに、まだ、梅花藻の花は秋の日差しに眩しく輝くように咲いていてくれました。 かつて、醒井宿は中山道を旅する人のオアシスでした。霊仙山(1084m)北側の裾野に湧く水が、いまも、町並みを清めるように流れています。澄み切った街道の東北…

おいしい電車

鹿児島の街で見かけた全身広告電車です。

蛇谷ケ峰

蛇谷ケ峰(901.7m)は比良山系の最北端です。琵琶湖西北部の安曇川河口辺りから見ると堂々たる独立峰に見えます。頂上からの眺めは360度のパノラマです。朽木スキー場からの登り道の傍らに、谷側へ根元が曲がりながら立ち上がった杉が多く見られます。冬季は雪…

梅宮大社の六斎念仏

上弦の月を仰ぐ境内。中庭にある舞殿(拝殿)で演じる六斎念仏は華やかです。観客もいっぱい。 この日は、梅宮大社の嵯峨天皇祭でした。梅津六斎保存会のみなさんによる奉納公演です。 (2009年8月30日、京都市右京区・梅宮大社で)

嵯峨野六斎念仏

空也堂系の芸能六斎。京都太秦村生田講中(現・嵯峨野六斎念仏保存会)の本拠である嵯峨野阿弥陀寺での奉納の様子です。佳境の演目は、神楽獅子と土蜘蛛。圧巻でした。 お堂の中での公演なので、座して観る目前に豆太鼓の動きが迫ってきます。 京都ではこの日…

地蔵盆

地蔵盆は子どもたちが主役です。昔は旧暦7月23日と24日に行われていたらしい。 町内ごとに地蔵尊の前に屋台を組んで花やお供物をそなえます。かつて、子どもたちはおにぎりやお菓子をもらって、夜更けまでかくれんぼや将棋、百人一首などを楽しんで過ごしま…

ミニ鍾乳石

コンクリート階段下の自然造形です。ミニ石筍、ミニ鍾乳石。 最近の酸性雨は慢性化しているみたいです。大陸からの浮遊物質も多いんだろな。 (長岡京市井ノ内・浄光寺境内で)

六斎念仏

京都の八月は六斎念仏の季節です。昔も今も変わらず子どもにも人気があります。 この日、中堂寺六斎会の演目を通して見せていただきました。六斎念仏の演者は青年層が中心のように思っていましたが、中堂寺六斎会は小学生もメンバーに入っていて次世代の育成…

送り火

テレビでは「硫黄島からの手紙」、前日に「火垂るの墓」。終戦からもう64年になるんですね。 民間人80万人、軍人軍属230万人。犠牲者の冥福をお祈りします。 薩摩半島は特攻基地もありました。1945年3月18日から8月6日までの空襲で、鹿児島市では市街地の93…

五条坂・陶器まつり

この日の最高気温は、36.5℃。 それでも涼しげに陶器見物する人が多いのです。 夕方はもっと賑わうことでしょう。 必要なものだけ買うことにしよう。と、思っていても、帰りは山歩き用のザックが一杯になりました。

陶器神輿

京都・五条坂に夏が来ました。 恒例の陶器まつりです。 陶器の神様を祀る若宮八幡宮には、この日、お神輿が出ました。 ほんものの陶器のようですが、どうやって付けてあるのかな。担いでいるときに落ちたら縁起がわるいしね。

大津の花火

mdaさんのブログコメントに「花火は遠くても生で観ること」と書いたので、わたしも行ってみました。 mdaさんは自宅の近所で観たそうです。打ち上げ場所から一里離れた対岸です。 彼は生というよりも、ず~っとファインダーから見ていたのではないか…。 (トラ…

二重の暈(かさ)

こんなに暑くても空の上は氷の結晶があるらしい。久しぶりにすっきりした空に、太陽光が氷のプリズムを通して見えました。 ふつう半径角度は、22度(内暈)や46度(外暈)です。他に屈折の組み合わせによっていろんな角度があるようです。 (撮影=2009.8.2 11:45…

壬生寺の千体仏塔

ここは、かつて平安京の中央を南北に通る朱雀大路に面していたところです。京域の東部に都の機能が移り、明治初期までここから東側が市街地でした。西側は田畑(荘園)が広がっていたそうな。 明治時代、京都市の都市計画によって市街地が整備されました。その…

梅雨前線は…

今日は梅雨前線が復活したみたい。 じつはいま、鹿児島の街にいます。 桜島の噴火と、日食を、あしたは見られるだろうか 湿度が高い街中。夜の天文館通り(鹿児島の繁華街)を散歩してきました。 シャワー浴びて早めに寝ます。遅いか…

中締めのコンサート

暑~い七月の京都、円山音楽堂で恒例になったこのコンサートは、今年で最後なのです。主催者自らは「中締め」といっていますが、お別れ会のようなものです。 永六輔さんは76歳。数年前まで健在だった声の張りも衰えが目立っています。この人のトークにいつも…

美しい縄目

組み立てた長刀鉾の縄目が美しい。 鉾建てが済んで、12日には曳き初めがあったようです。この日、円山音楽堂からの帰り道に烏丸通りを覗いてみました。烏丸通りを隔てて西に凾谷鉾。室町通を北へ入った菊水鉾では早くも祇園囃が響いていました。 15日・宵々…

明石城・坤櫓

何度か登場している明石城跡です。じつは、魚の棚商店街の寿司屋さんで蒸し穴子のにぎりを食べたくなって立ち寄りました。 食後の運動に城跡公園を散策しました。坤櫓(ひつじさるやぐら)が公開されていて、中に入らせていただきました。江戸時代初めに建材を…

ねじ花

下から上へ咲きます。右巻き、左巻き、どちらが主流 ? これは数年手入れしていない芝生に自然生えしたもの。 町家の格子窓の傍らに、一輪のネジバナを添えてもいいな

梅花藻 ?

梅花藻、塩辛蜻蛉、蛍、森青蛙…。 意外にも街に近いところで、犬の散歩ほどに身近なところで見られました。 梅花藻は水草です。ここにもそれらしい水草が花を咲かせていました。清流というよりも、舗装道の傍らで湧き水溜りのような一角です。写真で見た本も…

花菖蒲

花菖蒲は桜のように一年のうち一週間ほどしか楽しめません。ひとつの蕾から二回咲きます。最近、株分けしてなくて、年ごとに数が減ってきました。

トンネルの上に川が…

JR東海道線・草津駅近くのトンネルです。なんと、トンネルの上には川が…。いまは迂回河川が出来ていて、ここ(旧草津川)には水は流れていません。

重い扉を支える業か

扉を支える部分は重厚な造り。いい仕事してるねぇ。草津市矢橋・鞭崎神社表門は、明治初期に膳所城南大手門を移築したらしい。

矢橋の帰帆

近江八景に「矢橋の帰帆」ってあるけど、何なの? と、かねてから素朴な疑問を持っていました。こんなときは行ってみるのが一番です。ここはあの矢橋のブロガー・mdaさんの地元です。 町並みも見たいので草津駅からレンタサイクルで。先ず、サイクリングお勧…

京の駅から眺めると…

京都駅の大階段から京の街を眺めました。盆地内がよく見えます。 東本願寺。伽藍の大規模な修復工事が行われています。工事用の被い屋根の下が御影堂です。2003年から2010年が第1期工事、ほぼ出来上がっているのでしょうね。7月にはこの被い屋根を手前の阿弥…

みんなと違う受難の季節

スギやヒノキの花粉の季節が終わったそうです。わたしは春に野外に出ても快適です。 ところが… 五月の連休を過ぎると、鼻水たら~り、くしゃみの洗礼を受けます。とくに、こんな雑草が怪しい。 ここ数年株分けしていないハナショウブの雑草掃除をしたら、今…

淡竹(ハチク)

ハチクはマダケとともに日本の自生種といわれています。開花の周期も日本の竹は60年説または120年説があります。京都・洛西のマダケ林は1965年前後数年にわたって一斉に開花しました。ハチクの開花はそれ以前、1930年頃にあったと古老から聞きました。 ハチ…